冷えたコップは手から離れなかった

たとえば、何もわからない宇宙人に「味噌汁」を説明するなら、どうする?「師匠」の雰囲気とか、ううん、まずはこの世界のことから説明始めるかもね。

のめり込んで踊るあの人と冷めた夕飯

スイーツがめっちゃ好みで、洋菓子やだんごなどをつくるけれど、娘ができて作るものが制限されてきた。
私たち親がとっても楽しみながら食べていたら、子供が自分も口にしたがるのは当然だから娘も食べられるお菓子を自分でつくる。
私は、激甘なものがものすごく好きなのだけれど、しかし、娘にはチョコ系のケーキなどは小さなうちは食べさせたくないのでつくれない。
ニンジンやリンゴをいれたケーキが健康にもいいので、砂糖を少なくして入れる。
笑った顔でうまいと言ってくれたら、とってもつくりがいがあるし、またつくろうと思う。
このごろ、ホームベーカリーも使用して焼いたりする。
そうしたら、簡単だった。
いつもは、自分で一生懸命混ぜるけれど、ホームベーカリーは、混ぜてくれるし簡単だ。

雲が多い日曜の夕方に食事を
とある気難しい内容の業務がやってきたとき「なんとかなる」などと思っていた新米の頃。
当時の自分を含む新米のみんなが「過ぎてしまったら大したことないよ」などとのんびり取り組んでいた。
すると指導担当の女性上司が、言った言葉が心に残っている。
「達成に向かって努力をして時間を費やしたからこそ、終わってから成功しただけの話。
それ故に、この状況のように簡単に過ごしていて、偶然にも仕事が簡単だったという意味ではありません。
過ぎてしまえば単純だったと言う言葉の裏にあるのは、その逆です。
コツコツと真面目に勉強し準備を進めたからこそ力が有り余って、内容が円滑に進んだという事を表しています。
しっかりやる気になりましたか?
なめてないで頑張ってください。」
と言うセリフ。
それから、新入社員一同頑張って勉強しうまく収めきることができた。

自信を持って泳ぐ君と花粉症

人間失格を読んで、主人公の葉ちゃんの感情も分からなくはないな〜と思った。
主人公の葉ちゃんは人だったら必ず持っているポイントを、豊富に抱いている。
それを、自身の中だけに隠さないでお酒だったり女性だったりで解消する。
ラストで、居酒屋のマスターが、「葉ちゃんは飲んでも飲まなくてもいい子だよ」と話す。
その部分で、主役の葉ちゃんは世渡りが下手なんだと、本当に悲しくなってしまう。

薄暗い月曜の夕方にカクテルを
離れた生まれた家で暮らす家内の母もたまらなくかわいいらしい孫のためとして、とっても大量にお手製のものを縫って届けてくれている。
ミッフィーがとっても大好きだと話したら、そのキャラクターの生地で、裁縫してくれたが、仕立てるために必要な布の以外とたいそう高額できっきょうしていた。
生地は縦、横、上下のキャラクターの方向があり大変らしい。
なのに、しかし、多く、裁縫してくれて、届けてくれた。
小さな孫はものすごくかわいいのだろう。

風の無い火曜の深夜は想い出に浸る

このライカの一眼レフは、昨日の夜、ビーチで見つけた。
昨日は、8月のちょうど半ばで、終わり頃で、いつものように暑く感じた。
美術館の前で彼女と大喧嘩してしまい、もう話したくないと言われたのだ。
その夜、マンションからこの砂浜までバイクでやってきて、浜辺をのんびり散歩していた。
そしたら、少し砂に埋もれたこの一眼に出会ったのだ。
手に取って好奇心で夜景フォトを一枚撮影してみた。
一眼の落とし主より、良い線で撮れているかもしれないと思った。
恋人の笑った顔撮りたいとか、思った以上にピント調節ってうまくいかないなー、とか一人で考えていた。
明日あたり、なんとか会うことができたら、恋人に僕が悪かったと謝るつもりだ。
そして、この一眼、警察に届けるつもりだ。

怒って走る彼女と濡れたTシャツ
煙草は健康に悪い。
など、知っていても購入してしまうという。
社会人になりたての頃、お客さんとして出会った建設会社の社長である年配の方。
「私が元気なのは、ニコチンと焼酎のおかげです!」とハッキリ話していた。
ここまで聞かされるとストレスのたまる禁煙はしなくてもOKかもな〜と感じる。

どんよりした休日の朝に窓から

昔ものすごく肥満だった時に、絶対欠かさなかったのがシュガートーストだ。
しかも、夜ごはんの後に3枚くらい食べた時期もあった。
最悪なことにそれと同じくして、マッシュポテトにはまってしまい、巨大化の世界へワープだった私。
試したダイエット方法が無理のあるものばかりだ。
例えば、2週間スープダイエット。
これは2週間程同じ材料で作られたスープしか口にしないダイエットだ。
外出先にも水筒に作って持って行ったという徹底さ。
その次はトマトを夜ごはんに置き換えるという痩身法。
これらは、現在ではできない。
その後、半年ほどで食生活を調えると、気付いたら元に戻った。
なんでも地道にやるのが一番。

凍えそうな水曜の日没は読書を
その日は、沖縄まで出張に出かけた。
もちろんとても暑い!
Vネックのカットソーの上に、背広。
汗をかいてサウナ状態になりすぎて、上着のジャケットはぼろぼろに。
ビジネスホテルまで着いて、コインランドリーに行く暇もなかったので石鹸で洗濯した。
次の日着るとジャケットはストロベリーの匂いが続いた。
上着がボロくなあるのではないかと気になったけれど、それでも洗うべきだと思っていた。

悲しそうに熱弁するあの人とオレ

かなり遠い昔に見た映画が、before sunriseで、日本でのタイトルは「恋人までの距離」という。
親戚のお姉さんに、「感動すると思うよ」と絶賛されていたシネマだ。
列車内で偶然出会ったアメリカ人のジェシーと、フランス人の、ジュディー・デルピー演じるセリーヌは少しだけオーストリアのウィーンを旅する話。
この話の構成の他とは違うのは、ここぞとばかりのパニックシーンだったり盛り上がりがそんなに無いところ。
出会ったばかりという2人は、過去の恋、そして、生きる事や死ぬことなんかについてじっくりぶつけ合う。
観賞した時中学校3年生の私は、まだまだ幼く、ただジーッと見過ごした物語だった。
といいつつ、先日、たまたまツタヤで発見することができ、懐かしく思い借りて、観賞したところ超感動してしまったのだ。
好きなのは、レコード店でケイス・ブルームのカムヒアを聞きながら無意識に見詰め合ってしまうところ。
ジェシーとセリーヌの帰国の際、要は、別れ際、そこでラストを迎える。
見た当時はぴんと来なかったこの映画、時を隔てて見ると、すこしまたく違う見方になるのだろう。
見終わった後、2人がレコードショップで聞いていたALBUMを、ネットで探し、聞きたい。

具合悪そうに熱弁するあの子と読みかけの本
定期的な診断は、例年どういうわけか引っかかる。
脈だったり、血液の数値だったり、尿だったり。
胃の検診を発泡剤とバリウムを一気飲みして受けてみて、健診結果を受け取ると、胃がんの疑念があるので、即時に、再検査を表に記載の病院にて受けてください。
と書きつけてあったのには、あせった。
あせったそれに、怖かった。
急いで専門の病院に再検査に行ったら、ただの胃炎だった。
胃はずっと前から苦痛があったので、検診に引っ掛かったのはわかるが、文言で自分の名前とがんの疑念が存在すると書き記してあったら怖かった。

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